モデル

私達の研究室では、コンピューターシミュレーションが行われています。遺伝的アルゴリズムを使った集団遺伝学の研究では、Fisher学派対Wright学派の対立といった古典的問題から、利他行動の進化、Baldwin効果など進化計算アルゴ リズムを積極的に応用した集団遺伝学に取り組んでいます。
また、21世紀の人工生命(Artificial life)の貢献は、ゲノム 解析手法の提供であるとして、人工生命のゲノムプロジェクトが始動していま す。生のデータには答えがありませんが、人工生命には答えが存在しているからです。

当研究室で扱った研究例として次のものがあります。

* 単純化された人工生命系を構築し、ゲノム研究のプレイグラウンドの提供
* 「世界はIBM(Individual-Based Model)である(?)」という信念に則り、微分方程式や差分方程式などの古典的アプローチで説明される現象を、 IBMを使って捉え直し、論理展開していく重要性の模索
* ヨツモンマメゾウムシの密度依存的多型についてIBMを用いた研究
* マメゾウムシと寄生蜂の共存について、実験個体から得られた形質値をもとにしたIBMの構築
* インゲンマメゾウムシの pioneer/followerをゲーム理論を使った研究のIBM化
* IBMを用いて 周期ゼミ(Magicicada spp.)がなぜ現在北アメリカで見られるように成虫として羽化するまでに13年もしくは17年もの長い年月を要するように進化したかの要因

さらに詳しい話はこちら → 個体ベースモデル人工生命ゲーム理論

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